20歳までに身につけたい      自分への投資

時代は70年周期で動いている。一つの時代には3つの流れがある。創造する時代、普及する時代、管理する時代。それぞれの時代で楽しく生きて行くために身につけたいことをお伝えする情報ブログです。

日本の素晴らしさ

人間には知的欲求というものがあります。

新しい知識を得ることによって得られる快感です。

 

誰しもが知的欲求というものを持っていて、もっと良い方法がないかな、

新しい情報がないかな、何か新しい物を知りたいという欲求があるのです。

 

そして、学んだことを自動的に出力する機能があると言われています。

 

たとえば日本語でも英語でも。。。

一度、身につくといちいちどのようにしたら良いのか考えません。

体が自動的に反応していきます。

 

このように人間は、新しいこと学習して、身につけて、次の学習へ意識を向けていく。

この習慣が出来上がると、次はこれ、次はこれと、どんどん良いものにしていきます。

 

人間の知的欲求というものは、その人間の本質部分を作っていく訳です。

そして、これらの集合体が会社となります。

 

200年以上の歴史を持つ老舗企業は、世界41か国で5586社。

そのうち日本は3146社(全体の56%)次はドイツの837社。

 

だから、日本人の創造を形にしていく、知的欲求はダントツの1位なのです。

 

別の調査ですが、日本には創業1000年以上の企業が7社。

500年以上が32社。100年以上が5万社以上といわれています。

 

ところで、なぜ日本にはこれほど老舗企業が多いのでしょうか。

 

大きな要素は、日本は大陸離れた島国のため、他国の支配を受けることがなかったこと。次に、日本人の勤勉性があげられています。

仕事に手を抜かず、一途に打ち込む国民性です。

 

そして、社風・ブランド・商品・社員を育て、

それらをいい状態で次の世代に渡すことが美徳とされてきました。

長寿企業に共通しているのは、『家訓』や『理念』がしっかりと受け継がれていること。そして、後継者を育てることを大事にしてきたことです。

 

だからこそ、何代も続くことができたのです。

 

それに反して、多くの会社が短命で終わっています。

これらを分析すると、

やはり『確固たる理念がなかった』というところに行き着きます。

 

私達個人も、理念や志の有無によって、幸せが左右される時代に入ったようです。

その現実が貧富の格差となって姿を現しています。