20歳までに身につけたい      自分への投資

時代は70年周期で動いている。一つの時代には3つの流れがある。創造する時代、普及する時代、管理する時代。それぞれの時代で楽しく生きて行くために身につけたいことをお伝えする情報ブログです。

経済とは、どんな意味なの?

今、アベノミクスなどで、盛んに“経済発展”、“経済ありき”などと叫ばれています。

では、経済とは何なんでしょうか。

 

経済の言葉は『経世済民』から生まれて来ました。

そうです。経世済民を一言で表した言葉なのです。

“経”と“済”をとって“経済”と呼ぶことにしたそうです。

 

経世済民 日本でこの言葉が出来たのは200年前です。

この言葉を作ったのは福澤諭吉です。

 

これは福澤諭吉が海外に行ったときに、ビルや建物、街など、

日本と違う世界を見た時に、これはいったい何と??

現地の人に聞いた時に、その外人はエコノミーっと答えたそうです。

 

当時の日本には、エコノミーに当たる日本語がなかったのです。

 

そして、同時にエコノミーで社会が発展するんだと思ったそうです。

エコノミ―をどうやって日本語に訳せば良いのだろうかと、

それ以来、悩み続けたそうです。

 

ある日、昔の書物経世済民と書かれていました。

これはどう言った意味かと言うと、

“民”を救って世をつぐむ。

人々を助けて世の中を良くしよう。という意味です。

 

福澤諭吉が見た外国の生活がまさにこれだったのです。

 

それ以来、“経済”と言う言葉が、まさに長寿企業を表す言葉となったのです。

人を育て、世の中に貢献していく。

人や社会の困りごとを解決して、世の中を良くして。

 

それがいつしか、徐々に貨幣制度に重きが置かれ、

経済=マネーに置き換わってしまいました。

 

人を助け世の中を良くする。これが経済の中身です。

本質に準じることが、幸せに成功する原則です。

 

そして、行き過ぎた物は、振り子の原則と同じように必ず戻ります。

歴史がそれを教えてくれています。

 

揺れ戻しが、もう始まっている気がします。

原則に則って考え、生きる時代に入ったのかも知れません。